ナビタイムで「駅前タクシー乗り場の混雑状況」が分かる。都内4か所で11月下旬から実証実験
JR東日本、DXCテクノロジー・ジャパン、日立製作所、大和自動車交通、伊藤忠テクノソリューションズは、都内4か所で「タクシー乗り場のリアルタイム混雑可視化」の実証実験を行なう。期間は11月下旬~12月27日。 【画像】実証実験はナビタイムジャパンと連携し、都内4駅のタクシー乗り場で行なう 東京駅八重洲口、東京駅丸の内北口、品川駅港南口、新橋駅汐留口のタクシー乗り場付近にカメラを設置してデータを取得・解析し、「NAVITIME」アプリ(Android/iOS版)上でタクシー乗り場の混雑情報を提供。これにより、ユーザーの目的地までの行動計画の変化とタクシー乗り場の混雑緩和を検証する。 NAVITIMEアプリでは、目的地が実証実験対象駅の場合やタクシーを含むルートの場合に、ルート検索結果上の「タクシー乗り場混雑状況」ボタンからその駅のタクシー乗り場混雑情報を確認できる。また、対象駅や対象タクシー乗り場の地点情報画面からも混雑情報が分かる。なお提供開始の際は、SNSなどで順次案内する。 これまで、東京駅八重洲口(2021年度)と品川駅高輪口(2022年度)でも同様の実証実験を実施しており、利用客・タクシー事業者の8割以上から駅前タクシー乗り場の混雑状況が分かるアプリを利用したいというニーズを確認。他駅への展開を期待する声もあったことから、今回の実証実験を行なうに至った。結果を踏まえ、今後の社会実装に向けて検討していく。
トラベル Watch,編集部:白江ちなみ