日本ハム・伊藤大海、年俸2億2000万円でサイン 入団5年目の2億円超えはダル、大谷に次ぎ球団3人目「来季は突出した数字残す」
最多勝と最高勝率の2冠に輝いた日本ハムの伊藤大海投手(27)が4日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、倍増となる1億1000万円増の年俸2億2000万円でサインした。入団5年目の年俸が2億円を超えるのは、球団ではダルビッシュ有(現パドレス)、大谷翔平(現ドジャース、いずれも4年目で2億円に到達)の両投手に次いで3人目となった。 「その2人と比べられるのはおこがましいけど、目指すべきところはそういう大エース」と伊藤。今季は26試合で14勝5敗、防御率2・65。沢村賞の候補に名前が挙がりながら、選考結果が「該当者なし」に終わったことにも触れ、「来季はそれに値するようなシーズンにしたい。投球回、防御率、奪三振…、突出した数字を残す」と高みを見据えた。 既に新庄監督からは、本拠地開幕となる4月1日ソフトバンク戦の先発に指名されている。伊藤はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦でソフトバンクに打ち込まれたことを念頭に、「悔しい思いをしているので、もしかしたらそこかなという気持ちがあった。意気に感じる」と歓迎する。 2025年、まずは王者ソフトバンクにやり返す。ダルビッシュ、大谷と比肩しうる球界のエースへ、伊藤は歩みを止めない。
中日スポーツ