櫻井心那さん、6I~PWを新モデル『スリクソンZXi 7』に一気に替えて大丈夫ですか?
ここまで優勝こそないが、「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で2位、「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」で6位に入るなど徐々に調子を上げている櫻井心那。先日ツアーで取材すると、今まで使用していた『スリクソン ZX5 MkII』を、新モデルの『スリクソンZXi 7』に一気に変更していた。本人にその理由を直撃取材をしてみた。 新アイアン『スリクソンZXi 7』の顔はシャープでカッコよ過ぎた【写真】 球が上がりにくい5Iは従来の『スリクソン ZX5 Mk II』を使用しているが、6I~PWを『スリクソンZXi 7』に変更した彼女。新モデルに惚れ込んでいる様子だった。 「『スリクソン ZX5 Mk II』は簡単に飛ばせてミスヒットにも強いのですが、たまにボールが飛びすぎることがありました。そろそろ(小ぶりの)『7』タイプのヘッドに替えないといけないと思っていたタイミングで新モデルが出たので、すぐに変更することを決めました。『スリクソンZXi 7』は操作性がすごくいいんです。ミスがはっきりわかるのも自分にはいい。さらに上に行くために必要だと思って変更しました」(櫻井) 従来使用していた『スリクソン ZX5 Mk II』はフェースにクロムバナジウム鋼を使用した軟鉄ボディで仕上げられており、飛距離性能が売りのアイアン。キャビティバック形状で低スピンで飛ぶため、タテ距離が合いにくい一面があったのだろう。 また、櫻井はUTも新モデルを投入。ヘッドに『スリクソンZXi』と明記された新UTは、ドライバー、フェアウェイウッドにも共通するフェース面全体に新たに採用された溝が気に入ったポイントだという。 「球がフェースに吸いつく感じが気に入っています。球も上がるし、インパクトゾーンが長くなった感じがします。顔も好きですね」(櫻井) 昨年は4勝を挙げて一気にトッププロの仲間入りを果たした櫻井だが、今季はここまで勝利を挙げられていない。新ギアを武器に今季初勝利を挙げられるのか注目したいところだ。 ◇ ◇ ◇ 松山英樹は精密なアプローチショットで寄せワンを取る。関連記事【松山英樹は、超難しいバンス0度の60度ウェッジをフェースをマン開きで打ってるの?】を読めば、その正確な技術の秘密がわかる。