【アメフト】甲子園ボウルで立命大が9年ぶり優勝も「やっぱり日大がいないとさびしい」の声
アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「第79回甲子園ボウル」が15日に甲子園球場で開催され、立命大(関西1位)が法大(関東1位)を45―35で撃破して、9年ぶり9度目の優勝を飾った。 立命大は序盤から主導権を握り、RB山崎大央(4年)のタッチダウンで先制すると一気に勢いに乗る。終始優勢に立つ横綱相撲で関東の雄を寄せ付けず、9年ぶりに歓喜の瞬間を迎えた。 甲子園ボウルは日本のアメリカンフットボール界で最も大きな注目を集める大会だが、あの超名門の不在を嘆く声も出ている。SNS上では「やっぱり大学アメフトには日大フェニックスがいないとさびしいかも」「フェニックスずっと待ってるよ」「甲子園ボウル優勝21回を誇る日大フェニックスが居ないのは寂しい」などと日大が出場していない大会を残念がる意見が出ている。 日大アメフト部は大学屈指の名門だったが、悪質タックル問題や、違法薬物事件で廃部になった。現在は、事件に関与していない元部員や新入生の受け皿として設けられた「有志の会」がトレーニングを開始するなどの動きがあり、日大側は来年度以降に部の新設を目指す方針を示している。 日大の復活は実現するのか、ファンはその日を待ちわびているのかもしれない。
東スポWEB