40代で「手放してよかったもの」3つ。50代の暮らしと体がラクになった
3:料理をがんばること
手放してよかったもの3つ目は「料理をがんばること」です。40代も数年過ぎた頃、ジャンクフードや脂っこい料理を食べると胃が重く感じるようになりました。胃の働きが弱くなったようです。食べたあとも胃や舌にやさしく体が喜ぶと感じるのは、結局のところシンプルな和食でした。 もともと料理が苦手で新しいカタカナ料理にもうとく、つくれるのは簡単な和食ばかり。そんな自分にコンプレックスを感じてがんばっていた時期がありましたが、「がんばる」ではなく「無理をする」に近かったかもしれません。 今ではそんな自分も手放しています。和食というより粗食に近いぐらいですが、心と体への負担が少なくなり健康的です。 40代を振り返ると「転換期」でした。どうやってもあらがえない体の変化があって、それにどうしなやかに対応できるか。それが50代をラクに生きやすくすることにつながると感じています。
尾花美奈子