ミクシィ、決算説明会(全文1)チケットキャンプ、第三者委員会に関する報告
「チケットキャンプ」サービス停止について、第三者委員会調査結果と今後の対応など
司会:それでは引き続き森田より、第三者委員会調査結果を踏まえた当社対応等について、ご説明させていただきます。なお、本日開示いたしました調査報告書、およびそのサマリーをお手元にご用意がございますので、そちらをご参照ください。ひととおり説明をさせていただきまして、そのあとに皆さまからのご質問をお受けいたします。ではお願いします。 森田:はい。それでは続きまして、私のほうから、お手元のサマリーをぜひご覧いただきたいんですけれども、第三者委員会調査報告書の開示および今後の対応につきまして、ということで、今後の対応策についてご報告をさせていただきたいと思っております。 まず概要でございますが、本日、チケットキャンプのサービス停止、サービスクローズにおける第三者委員会の調査報告書受領につきましてというご連絡を平成30年2月8日付で行っておりますけれども、その報告書の開示を本日、行っております。内容につきましては、サマリーはこちらのお手元の資料に書いてあるとおりなんですけれども、第三者委員会の皆さまのご報告、ならびにご助言、ご提言を、われわれとしては深く受け止めまして、今後どういったことを行っていくかということを決定いたしましたので、ご報告をさせていただきたいと思っております。 まず、読み上げる形にはなってしまうんですけども、1つ目といたしまして、当社および子会社におきましては、レピュテーションリスクをより意識した経営判断を行うとともに、当社グループ経営におけるガバナンス向上を実現するため、社外取締役も含む取締役相互の情報共有や取締役会および監査役会への適時な報告により、レピュテーションリスクをより意識した経営判断を適切に行うことができる体制づくりを再度徹底して進めたいと思っております。 2つ目、当社による子会社管理につきましては、運用面での情報収集体制を強化すべく、グループ会社管理規定の見直し、子会社管理部署の新設、重要な子会社における取締役会の設置、当社における管理担当取締役の選任等を検討していきたいと思っております。 そして3つ目です。長期の規定や制度の見直しとともに、チェック機能の強化として内部監査室の増員、および監査役会直属の監査役室の設置を進めるとともに、当社グループの役職員に対する継続的なコンプライアンス研修を実施していくことで、より実践的なものにしてまいります。 そして最後になりますが、当社グループにおける各サービスの利用規約と当社の認識や実態との齟齬がないかという点につきましても、あらためて検証いたしまして、齟齬等が発見された場合には速やかに是正をしてまいりたいと思っております。 以上、4点、第三者委員会の方々からいただいたご指摘、ご提言を受け、われわれといたしましては、こういった、再発を防止するために、検討、実行をしていきたいと考えております。以上となります。 【連載】ミクシィ、決算説明会(2018年3月期第3Q) 全文2へ続く