猟銃許可取り消しなど「クマ駆除」めぐる問題 自治体と猟友会などが意見交換 岩見沢市
HTB北海道ニュース
猟銃許可の取り消しなど、「クマの駆除」をめぐって揺れる空知管内。24日、自治体と猟友会などが意見交換を行いました。 岩見沢市で開かれた、「クマ駆除」に関する意見交換会。空知管内の猟友会と自治体や警察が顔を合わせました。 猟友会砂川支部から参加した池上治男さん。現在、猟銃を持つ許可を道から取り消されています。 2018年、クマ駆除の際、建物側への発砲を理由に許可を取り消されたことを不服として道を相手取り裁判を起こした池上さん。一審では認められたものの札幌高裁では逆転敗訴となりました。 池上治男さん) 「一般のハンターの人たちは発砲することすらできなくなる」 これを受け、道猟友会は発砲の責任を警察や自治体が負わない場合、クマの駆除を支部の判断で拒否できることにしました。揺らぐ、自治体とハンターの連携。 池上さんは24日の意見交換会で、安心して駆除にあたることができないハンターの現状を訴えたといいます。 池上治男さん) 「やっぱり警察の信頼関係だとかが損なっているのはどうか思う。要請されてるわけでしょ?要請されてるんだよ?誰も危ない目にあってまでやりたくない」
HTB北海道ニュース