新卒社会人で「実家暮らし」です。親に「生活費として月10万円入れて」と言われましたが、高くありませんか? まだ手取りが少ないので正直負担です…
実家暮らしでは家事負担が減るという時間の部分にも注目
実家暮らしなら家族と家事を分担できるため負担が減る、つまり自由な時間が増えるという点も見逃せません。 例えば、実家暮らしによって家事負担が1日1時間30分減れば、月間約45時間もの時間が生まれます。20代のうちにしかできない娯楽や勉強などに有効活用できるのであれば、入れるお金が高額でも実家暮らしをした方が良いかもしれません。
両親と話し合ってちょうど良い金額を入れよう
今回の「新卒の人が実家に入れるお金の平均金額は3万3000円ほどである」という結果を見ると、実家に入れるお金として10万円は高いように思えます。 ただし、あくまでも相場より高いだけであり10万円を実家に入れることになっても、一人暮らしをするよりも経済的な負担は少なくなる可能性もあります。 さらに実家にいることで、家事負担が減り20代の貴重な時間が増えるメリットも見逃せません。これらのバランスを考えながら、実家暮らしが良いのか、1人暮らしをするべきなのか考えましょう。 例えば、家賃・光熱費・食費を概算して家族で割った金額を目安にしてもらうなど、両親と相談しながら、実家に入れる金額を決めると良いかもしれません。 出典 株式会社マンモス 実家暮らしは家に毎月いくらお金を入れてる?(PR TIMES) 厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 新規学卒者の学歴別にみた賃金 独立行政法人日本学生支援機構 令和4年度学生生活調査結果 総務省 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部