“日本一早い賞レース”「100×100」 出席者たちの気になる賞金の使い道は…
来年1月1日に開催される賞レース「100×100」の本戦出場者発表会見が6日、都内で行われ「平成ノブシコブシ」の徳井健太(44)らが出席した。 本大会は「日本一早い賞レース」をうたい、今年3月に第1回大会が開催された。吉本興業所属の芸人が、1回戦100秒、2回戦200秒、決勝戦300秒の限られた中でネタを披露する。芸歴の制限はなく、優勝者には賞金100万円とBSよしもととラジオの冠番組を実施する権利をもらうことができる。 前日M―1準決勝に出場し、会見に出席した「家族チャーハン」大石(31)は「清川雄司には絶対負けたくない。ラストイヤーのUNDER5 AWARD2024(芸歴5年目以内の若手芸人を対象とした賞レース)では、こいつに全部持っていかれた」と気合を入れた。 賞金の使い道を問われた「スカチャン」はみや(38)が「全部渡してもいいと思っている」と太っ腹な宣言。相方のヤジマリー。(40)は「(ネタに使用する)スプレーが1本1200円する。月8万円かかっていまして、昨年度は年間87万円かかりました。100万円はスプレー代で残りは子供が2人いる相方に渡します」とリアルな懐事情を明かした。 一方、今年東京に進出してきたピン芸人今井らいぱち(37)は多額の“借金返済”にあてることを明かした。原因は今年行った2度の引っ越し。「4月に大阪から東京に出てきて、その時の引っ越し費用に加えて、マンション内でのトラブルなどで半年で引っ越すことになりました。僕だけ上京組で倍引っ越し費用ががかっている」と打ち明けた。約170万円の費用は「かまいたち」の山内健司(43)から借金をして工面。優勝して山内へ借金を返すことを誓った。 MCを務める徳井は「神格化された賞レースに対して、お笑いなんて、しょせん娯楽なんだからという軽い気持ちで見てもらえればと思っている。正月から笑ってもらいたい」と大会の役割を語った。