「指名権を没収された」大谷翔平の獲得でペナルティが発生している!? 米メディア「ドジャースはオフに…」
ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手と10年7億ドル(約1120億円)という歴史的契約を結んだため、2024年ドラフトの指名においてペナルティを受けている。また、大谷の移籍は古巣のロサンゼルス・エンゼルスにも影響した。米メディア『ドジャーブルー』のマット・ボレリ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ドジャースは2024年のMLBドラフトで、1巡目の全体23位指名を筆頭に、3巡目、4巡目、6巡目から20巡目18人の指名権を持っている。今季は2億7300万ドル(約436.8億円)という2度目の競争均衡税支払い額のしきい値に達しなかったため、全体23位での指名が可能となった。 ドジャースはクレイトン・カーショウ投手やJ.D.マルティネス外野手にクオリファイングオファーを出さなかったため、追加の指名権を得られてはいない。一方でエンゼルスはクオリファイングオファーを拒否した大谷を失った結果、競合バランス・ラウンドBの後、全体74位の指名権を獲得した。 さらに大谷が指名権に与えた影響としてボレリ氏は「ドジャースはオフに大谷翔平と10年総額7億ドルの契約を結んだため、2巡目と5巡目の指名権を没収された」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部