来年で30周年「おぎやはぎ」 小木博明と矢作兼が振り返るコンビ結成の経緯と愛車遍歴
来年で結成30周年を迎えるお笑いコンビ「おぎやはぎ」の2人がMCを務めるカートークバラエティー番組「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」が、毎週土曜午後9時からBS日テレで放送されている。2011年の放送開始から14年目に突入したのを機に、小木博明と矢作兼がコンビ結成の経緯や、最初の愛車との思い出、番組での印象深いゲストなどについて語った。 ■脱サラして芸人の道へ ――2人の出会い、友達になったきっかけは 矢作「高校3年で同じクラスになって、僕から話しかけたのがきっかけですね」 ――お互いの第一印象は 矢作「高校1年のときから通学電車の中で(小木に)すごく注目してたんで、『あいつと同じクラスになった』と思って話しかけました。小木は『いい中華があるから食べに行かないか』と誘われたって言うんですけど、僕は覚えてなくて」 小木「共通の友達は教室にいたんですけど、それまでなぜかしゃべんなかったよね」 矢作「『負けたくない』みたいな気持ちがあったのかもね。『先にしゃべりかけたほうが負けだ』みたいな(笑)」 ――2人とも高校卒業後にサラリーマンを経験した後、矢作の誘いで芸人の道に進んだ 矢作「(サラリーマンを)やめなくてもよかったんですけどね、最初から(芸人の)仕事があるわけでもないし。23歳のとき、僕は貿易の仕事で中国の上海か西安のどちらかを担当することになりそうだったんです。そうなると、日本に帰ってくる頃には28歳ぐらいになっていて、やりたいこともできないでしょ? だから『決めるなら今だ』と思い切ってね。本当にやりたいことってわけでもなかったんですけど。軽い気持ちでしたね。一大決心でもないです」 ――誘われたときの心境は 小木「『じゃあ、やろうよ』と軽い感じでした。僕も仕事で将来が見えなくなっていたというか、会社で尊敬する大先輩が、毎日昼ご飯にカップ麺しか食べてないんですよね。英語もペラペラですごく仕事ができる人なのに、そういう姿を見ていて悩んでいたちょうどそのときに、『楽して稼げるよ』って言われて『そっちの方がいいわ』と」 ――仲のいいコンビとして知られるが、互いの尊敬しているところは