隠れ家的な〈東京エディション銀座〉のメインダイニングは、覚えておきたい東京のモダンブラッスリー!
世界最大のホテルグループ、マリオット・インターナショナルの最高級ホテルブランドといえばエディション(EDITION)。日本でふたつめとなるエディションブランド〈東京エディション銀座〉が2024年3月14日にオープンした。〈東京エディション虎ノ門〉で内装デザインを手掛けた隈 研吾建築都市設計事務所がイアン・シュレーガーと再び手を組み、設計とインテリアデザインを担当。日本文化の豊かな伝統と、既成概念にとらわれない画期的で前例のないホテルでありたいというエディションのアバンギャルドな願望が、絶妙なバランスで融合したデザインに仕上がった。
この〈東京エディション銀座〉のメインダイニングになるのが、ホテル14階にある〈ソフィー アット エディション(Sophie at EDITION)〉だ。四季の移ろい、多様な食材、調理技術、表現力など、日本の豊かな食文化に敬意を表し、和の食材を伝統的なブラッスリーにアレンジした東京のモダンブラッスリーとなっている。ここでは、気軽にアラカルトをオーダーして、みんなでシェアするスタイルがおすすめだ!
“東京ブラータ カプレーゼ”は、リボンが目を引く東京都渋谷区にある〈チーズスタンド〉の“東京ブラータ”が主役。クリーミーで濃厚な“東京ブラータ”に、ドライトマト、イチゴ、エシャロットがよいコントラスト。バルサミコ酢の代わりに用いられた〈横井醸造工業〉の“真黒酢”は、濃厚な味わいとキリッとした酸味で、全体を引き締める。 生地から手作りしたこだわりの一品が、“タルトフランベ”(3900円)。サクサクっとした生地の上で、グリュイエールチーズの香り、ベーコンの脂、オニオンの甘味が一体化している。埼玉県所沢市にある〈陽子ファーム〉のサラダが添えられているので、好みで盛って食すといい。
“パテドカンパーニュ”は、豚のネック肉と腿肉、豚のラルド(脂)、鶏のレバーと腿肉ミンチで作られていて、しっかりとしたボリューム感ながらも、重たくはない。東京産ケールと粒マスタードのサラダ、ミョウガのピクルスを、箸休めにして。