「私は“努力の仕方”を学べなかった」――SUSURUと指原莉乃が語る、「好きを仕事に」するために必要なこと
指原「何も考えずに走ってきたんです。ただただ、グループが仲良く、活動が楽しくて。『あれが嫌だった』という思い出より、みんな仲良くて楽しかったなっていう思い出のほうが多いぐらい。それにいまプロデュースしているアイドルも、いま手掛けているコスメも、自分が好きなものを形にしていたら、気づくとその好きな層の人が応援してくれるようになっていただけなんです。SUSURUさんは私が知った頃にはすでに超有名人ですけど、苦労はありました?」 SUSURU「僕も本当に、ただ好きなことをやっているだけです。YouTubeは『続けること』が大変なのですが、自然体でいれば長く続けられるし、『僕が好きなものを好きになってくれる人がいたらうれしい!』という気持ちのほうがモチベーション高くできますからね。なので動画も最初から対象年齢や『この層に向けよう!』とは考えず、自分のことを見てくれる人に対してマッチする動画を届けられればいいなって作っているんですよ」 指原「うん、『やりたくないけれど、将来のためにやっとくか!』っていうことはしないほうがいいですよね。自分がしんどくなっちゃったら長くも続かないし、きっとよくない結果にもなりますからね」
信じてくれる子のために、真剣に向き合わないといけない
SUSURUの初となる著書『毎日ラーメン健康生活 SUSURUが選ぶ!極上のラーメン84杯』(双葉社)の発売記念として、SUSURU TV.で4月に初コラボを果たした二人。「仕事をする上で最大の喜びは?」と聞くと、ともに「自分のしてきたことを褒められる瞬間」と答えた。苦慮したことでも答えは一致した。それは“グループ/チームである”ということだ。 現在3グループ・計35人のアイドルをプロデュースする指原。撮影・編集・脚本など、動画作りの全てをSUSURU LAB.の3人で運営するSUSURU。ともにチームの先頭として牽引する立場にある二人には責任感も付きまとう。 指原「やはり私もメンバーも人間なので、違うなと思うことがあれば、お互いに不満もたまっていくんですよ。その不満をぶつけられるときは大変だなと思います。けど文句を言われるのは当然。私も現役の頃は本当に申し訳ないのですが、秋元(康)さんにたくさん文句を言ってきたので(苦笑)」