イスラエル軍、ガザ地区難民キャンプ空爆 少なくとも50人死亡か
日テレNEWS NNN
パレスチナ自治区ガザ地区では、18日もイスラエル軍による空爆が相次ぎ、被害が拡大しています。 イスラエル軍は18日もガザ地区への攻撃を続けていて、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、北部のジャバリア難民キャンプで避難所の学校が空爆を受け、少なくとも50人が死亡したとみられています。 イスラエル軍がガザ地区北部の住民に南部への退避を呼びかけるなか、ロイター通信は17日夜から18日の朝にかけて南部ハンユニスなどの住宅地にイスラエル軍が空爆を行い、32人が死亡したと報じています。 また18日にはハンユニスの西部の民家にも空爆があり、少なくとも15人が死亡したということです。 一方、イスラエル軍は18日、ハマスの拠点があるとして制圧したシファ病院に、6000リットル以上の水とパンや缶詰などの食料を移送したと発表しました。 しかしパレスチナ保健当局は、「ガザ地区の26の病院が完全に機能を停止した」と危機感をあらわにしています。