熊本の26歳DF酒井匠が現役引退、今季後半はJ3福島へ期限付き移籍も出場機会なし
ロアッソ熊本は6日、福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍中のDF酒井匠(26)の現役引退を発表した。 酒井は山梨県出身でヴァンフォーレ甲府の下部組織育ち。2021年に産業能率大学から日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森へ加わった。 2023年にはJ3リーグ参入を果たしたFC大阪へ完全移籍。2023年7月にJ2の熊本へ期限付き移籍し、リーグ戦4試合、天皇杯2試合でプレーした。 2024年は完全移籍に移行したが、出場機会がないまま8月に福島へ期限付き移籍。J3の舞台に戻っても公式戦での出場はなかった。 ラインメール青森時代の2シーズンは、JFLで49試合1得点を記録。JリーグではJ2で4試合、J3で4試合出場し、天皇杯では2試合出場の通算成績となった。 引退を決断した酒井は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆ロアッソ熊本 「今シーズン限りで現役を引退することになりました。熊本では1年間でしたが、大木さんをはじめとするスタッフの方々には大変お世話になりました」 「来年こそJ1昇格という目標を叶えてください。熊本という街も大好きになりました。ありがとうございました」 ◆福島ユナイテッドFC 「今シーズンをもって、現役を退くことにいたしました。何も結果を福島で残せなかったのが悔しいです」 「来シーズンこそは、寺田監督の見ている人を楽しませることができる攻撃的なサッカーでJ2昇格を叶えてください。半年間ありがとうございました」
超WORLDサッカー!