「常に優勝に貢献できる選手を加えたい」MLBは日本球界に熱視線 パドレスのプレラーGMが菅野&朗希にも言及
日本時間7日、メジャーリーグのGM会議2日目が行われ、パドレスのA.J.プレラーGMがメディアの囲み取材に応じました。 【画像】巨人・阿部監督とスーツ姿で握手を交わす菅野智之投手 今季、日本から複数の選手がFAやポスティングを表明している点について聞かれると「NPBは素晴らしいリーグだ。日本には素晴らしい野球がたくさんある。我々は、リーグや選手、将来性、そして誰が渡米するのかを熟知していることに誇りを持っている。だから今年も準備は万全だよ」とコメント。 さらに「私たちのスカウトは、NPBや他からやってくる選手のことを本当によく理解している。今年もそうだと思うんだ。山本(由伸)はプレーオフで登板し、ダルビッシュ(有)は今年もプレーオフの大一番で仕事をしてくれた。ルーキーとしてやってきた今永(昇太)は、今年のMLBで本当に圧倒的な活躍をした。だから我々は常に、優勝に貢献できる選手を加えたいと考えているし、そのリーグや選手たちにも敬意を払っている」とメジャー移籍後も活躍を見せる日本人選手について触れます。 さらに今後メジャーへ移籍するであろう選手にも触れ「個々のことについては言及しないけど、私たちには明らかに歴史があるんだ。長年、菅野(智之)のことも見てきた。(佐々木)朗希は彼が18歳、17歳のときからスカウト活動の中で見てきた男だ。今回も、NPBから選手が出てくれば準備するつもりだ。うまくいけば、その場所に合うと思われる選手が何人かいて、プロジェクトはうまくいくだろうね」とコメント。すでに海外FA権の行使を表明している巨人・菅野智之投手や、去就に注目の集まるロッテ・佐々木朗希投手の名前を挙げ、その思いを語りました。