優勝候補のマン・Cとレアル・マドリー(C)Getty Images

元イングランド代表のジョー・コール氏とピーター・クラウチ氏は、今シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）優勝チームを予想した。 今シーズンから大きくフォーマットが変更となったCL。出場クラブ数が「36」、試合数が「189」へと増加し、さらにグループステージ制が廃止。全36クラブが1つのリーグの中で異なる対戦相手と8試合（ホーム4試合＆アウェイ4試合）を戦うリーグフェーズがスタートする。この結果、決勝トーナメント前の試合数も「6」から「8」に増加し、また1月末まで戦いが続くことになる。 新たなCL開幕を前に、イギリス『TNT Sports』で解説を務めるコール氏とクラウチ氏は、今シーズンの行方を予想した。 コール氏は、プレミアリーグ4連覇中のマンチェスター・シティを挙げ「スカッドのクオリティは無視できない。彼らはプレミアリーグで最高のスタートを切った。このチームには経験のある選手がいて、他クラブの戦いに影響されるとは思わない。彼らはレアル・マドリーとともにヨーロッパ最高のチームだ。マンチェスター・シティがヨーロッパで最も完成されたチームだと思う」と語っている。 また、キリアン・エンバペの退団後もリーグ・アン開幕4連勝を達成したパリ・サンジェルマンについて、「銀河系の時代を終えたと思う。彼らは今、異なる方向性に進んでいる。サプライズを起こす可能性はあると思うよ」と期待を寄せた。 一方のクラウチ氏は、前回王者レアル・マドリーの連覇を予想し「彼らは常勝チームだ。中盤は若返り、そしてエンバペを加えた。守備も良く、大会を熟知する監督もいる。優勝チームだと思うよ。マンチェスター・シティにもチャンスがあるが、私はレアル・マドリーを推している」と語っている。