「50-50」を達成した大谷。(C) Getty Images

　MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地９月19日、敵地マイアミ・マーリンズ戦に「１番・指名打者」で先発出場。今季50、51個目となる盗塁を、そして２打席連続となる49、50号２ランホームランを記録し、前人未到の「50-50」を達成した。 【動画】大谷翔平の今季“第49号”ホームランをチェック！ 　第３打席までで３安打３打点２盗塁を記録していた大谷。今季通算「50本塁打-50盗塁」達成まで、あとホームラン２本に迫っていた。 　迎えた第４打席、１死二塁の場面で大谷は２球目をスタンドへ。敵地にもかかわらず歓声が鳴り響き、前人未到の記録達成への期待感が大きく高まっている様子だった。 　そして歓喜の瞬間が訪れた第５打席。２死二、三塁の場面で一塁は空いていたが、相手右腕マイケル・バウマンは大谷との勝負を選択。暴投の間に１点が入り、なおも走者を三塁に置いた４球目、大谷が振り抜いたバットは快音を響かせ、ボールを左中間スタンドに運んだ。 　７回時点で５打数５安打７打点、２本塁打２盗塁と異次元な数字を叩いている大谷。この試合に勝利すれば自身初のポストシーズン進出が決まる。 構成●THE DIGEST編集部