分かれる天国と地獄…吉田正尚のメジャー初・代打HRで菊池雄星が一時負け投手に
◇MLB アストロズ - レッドソックス(日本時間20日、ミニッツメイド・パーク) 【画像】第9号2ランHRを放った吉田正尚選手 レッドソックスの吉田正尚選手が代打で登場し、第9号2ランHRを放ちました。 2-2の同点で迎えた6回。アストロズの先発・菊池雄星投手が2アウトを奪って球数99球で降板。2番手テイラー・スコット投手がマウンドに上がりますが、ここで吉田選手が代打として送られます。 2アウト1塁の場面で、吉田選手は3球目149キロの直球をとらえると、打球は大きくレフトへ飛んでいきました。 フェンスに跳ね返った打球に、選手たちはヒットと思いプレーを続けますが、その後HRの判定が下されました。 吉田選手にとってはメジャー初の代打HRで、打率も.301に乗せました。しかし投手交代の前に出されたランナーが生還し勝ち越しとなったことで、この時点での責任投手は菊池投手に。1プレーで日本人選手2人にとっては天国と地獄が分かれる展開となりました。 その後1点を追うアストロズは8回、2アウト2塁で マウリシオ・デュボン選手がレフトへのタイムリーを放ち同点に。菊池投手の負け投手をかき消しました。