ヒートショック対策は“部屋間の温度差をなくす” 専門家「全国でも鹿児島は多い」 昼夜の気温差大きい今の時期が一番危険
入浴のお湯は40℃以下、入浴時間は10分以内に
また林教授はもう一つの対策としてお湯の温度設定を挙げ、「(寒いと)お湯の温度を41℃とか42℃とかに上げてしまいがち。温度差が大きければ大きいほどヒートショックは起こりやすいので、できれば38~40℃ぐらい。これぐらいに設定するのが一番良い」と話す。 入浴時は40℃以下の少しぬるめのお湯にすること、のぼせないように入浴時間は10分以内が望ましく、万が一、意識を失ってしまったとしても顔がお湯に浸からない半身浴が安全と、林教授はアドバイスする。 鹿児島は全国的にヒートショックが多いという意外な結果だ。ますます寒くなるこれからの季節、熱~いお風呂が恋しくなるところだが、入浴時間を安全に過ごし、ヒートショックを予防するためにも、部屋の寒暖差やお湯の温度などの注意を怠らないよう、気をつけることが大切だ。 (鹿児島テレビ)
鹿児島テレビ