小倉智昭さん、余命宣告受けていた「そんな気しねぇんだよな」…ラジオ番組で長年共演の野村邦丸が明かす
文化放送「くにまる食堂」(月~木・午前9時)が10日放送され、公私ともに交流があったパーソナリティーの野村邦丸が、9日午後に死去したキャスターの小倉智昭さん(享年77)を追悼した。 【写真】半年前の元気な姿「相変わらずの小倉節は絶好調」 番組では冒頭、8月下旬に小倉さんが出演した回を数分放送。「先生が驚いてる。体重も減らないし、食欲もいいし。小倉さんは強い、って。それと気構えみたいなものがあるのかなぁ」などと、元気に話す小倉さんの声が流れた。番組出演は4時間にわたったが、最後に野村は「また次回もよろしくお願いします。まだ話し足りないことがあった。小倉家を楽しむ羽鳥さん慎一さん、とか、そういう話もあったんですが、できませんでしたんで」と締めていた。 録音を放送後、野村は「小倉智昭さんが旅立たれました。いまお聞き頂いたのは8月下旬に『くにまる食堂』にご出演していただいた、あんまり言いたくないですけど、最後の放送になっちゃいました。次回があると私は思っておりましたので、普通に、次回もよろしくお願いします、と申し上げたんですね」と悼んだ。 ただ出演した際、放送されない部分で小倉さんは医師から余命宣告を受けていたことを漏らし、「俺、あと4か月って言われてんだけど、そんな気しねぇんだよな」と話していたという。野村は「医師の見立てというのは的確だったのかなぁという感じはいたします」と悔しそうだった。 小倉さんは長年、文化放送で番組に出演しており、「小倉智昭の夕焼けアタックル」では月~木を小倉さん、金曜日を野村が担当したこともあった。
報知新聞社