サガン鳥栖、J1残留崖っぷち 10人の京都に痛恨黒星 湘南－広島の結果次第で降格決定
◆明治安田J1リーグ第34節 京都2―0鳥栖（19日、サンガスタジアム by KYOCERA） 最下位に低迷するサガン鳥栖が残留を争う京都に敗れ、12戦勝ちなしで勝ち点を26から伸ばせなかった。 ■「自前で建てたんすごすぎる」長崎新スタにサポーター驚がく「かっこよすぎるぞ…唖然」【写真複数】 鳥栖は今節負ければ他会場の結果次第で初のJ2降格が決まる崖っぷちだった。前半10分、エースのマルセロヒアンがカウンターから相手DFラインの裏へ抜け出すと、敵陣深くで京都GKク・ソンユンに倒されて直接FKを獲得。クが一発退場となり、数的優位に立った。その後も決定的なピンチを何度も招いたものの、相手のシュートミスやGK朴一圭の好セーブなどでゴールを許さず、前半を0―0で折り返した。 後半7分に左サイドからの鋭いクロスにヴィキンタス・スリヴカがヒールで合わせたが、相手DFとゴールバーに阻まれた。後半13分には来季のトップチーム昇格が内定している鳥栖U―18の鈴木大馳を投入。勝ち点3をもぎ取りに行ったが、相手GKからロングボールをつながれ、後半20分にマルコ・トゥーリオのシュートが鳥栖のDFに当たって入る不運に泣いた。 試合終了間際にも1失点。1時間遅れでキックオフした湘南－広島戦で湘南が引き分け以上なら降格が決まる。
西日本新聞社
