大関琴桜が初V 豊昇龍との千秋楽相星決戦を制す 「祖父-孫」の幕内優勝は「初めてと思われる」先代琴桜は1973年に優勝
「大相撲九州場所・千秋楽」(24日、福岡国際センター) 琴桜が豊昇龍との大関同士の千秋楽相星決戦にはたき込みで勝ち、14勝1敗で初優勝した。 【写真】思わぬ展開 豊昇龍がまさかのズルリ 相手のもろ手突きをかわして左を差すと、上手投げを打たれたがこらえてはたき込んだ。 「祖父-孫」の幕内優勝は日本相撲協会によると「初めてと思われる」という。鎌谷家としては先代琴桜が最後の優勝を飾った1973年名古屋場所以来、51年ぶりの優勝となった。 大関同士の千秋楽相星決戦は、1場所15日制が定着した1949年以降では、2003年名古屋場所の魁皇-千代大海以来、21年ぶり6度目だった。 琴桜は年間66勝とし、前日に確定していた年間最多勝を単独で決めた。