中央アルプス南駒ヶ岳で遭難 栃木の59歳男性が道に迷う 早く下山しようと同行者と別ルート 捜索難航も二晩ビバーク、登り直して自力下山
中央アルプス南駒ヶ岳付近で道に迷い、行動不能となっていた男性登山者が救助要請から約48時間後の22日夕方、自力で下山したことがわかりました。 「凄いスピードで」北アルプス前穂高岳で2人死亡 500~600m滑落か 山小屋関係者が当時の状況語る 遭難したのは栃木県河内郡の男性会社員(59)です。男性は20日午後6時半過ぎ、空木岳を経て南駒ヶ岳を下山する際、同行者と別れた後、道に迷い行動不能となりました。 途中で携帯電話が電池切れとなり、同行者が救助を要請。翌21日に捜索が行われましたが、見つかりませんでした。 22日は天候が悪く、捜索できませんでしたが、男性は自力で下山し、22日午後6時半頃、JR大桑駅から同行者に連絡、無事が確認されたということです。疲労はしているものの、けがはないもようです。 男性は早く下山しようと、同行者とは別のルートを進んだものの、道に迷ってしまい、二晩ビバークして、再び山を登って違うルートで下山したということです。
長野放送