ハウス栽培等で寒さの影響受けず…トマトやキャベツは今後も価格が安定する見込み 葉物野菜は高騰の可能性
東海地方では11月8日、多くの場所で今シーズン一番の寒さとなりました。寒い時期にぴったりの鍋料理などでは野菜を多く使いますが、今後の値段の見通しについて、名古屋のスーパーに聞きました。 名古屋市千種区のスーパー「サンエース」では11月8日、白菜が128円、白ネギが198円で販売されていて、いずれも10月より安くなっていました。 サンエースの宮下裕基商品本部長によると、11月に入って価格が安定してきた白菜などの葉物系は、この先は高くなる可能性があるということです。寒さにより生育が遅れる場合と、鍋に使うなどで葉物野菜の需要が高まるためです。
今後も値上がりがしないと予想しているのが「トマト」や「キャベツ」です。 トマトは、ハウス栽培で主力産地の愛知や熊本産が増え、寒さの影響をうけないことから価格は安定するのではないか、としています。 キャベツもこれまでの暖かさで順調に育っていて、今後の寒さの影響は少ないとみているということです。 宮下さんは、トマト鍋やキャベツを使うミルフィーユ鍋が人気になると話していました。