サッカー以外も充実!? 完全復活のキーン、1stアルバムをリリース
以前から音楽にも情熱を注いでいたが
フィオレンティーナに所属するイタリア代表FWモイーズ・キーンは今季、本職のサッカーだけでなく、それ以外の面でも充実した時間を過ごしているかもしれない。 将来を嘱望される中で、近年はなかなか安定して結果を残すことができず、さまざまクラブを渡り歩いてきたキーン。今夏に自身5つ目のクラブとして選んだのがフィオレンティーナだ。 無得点に終わった昨季(ユヴェントス所属)の汚名を返上すべく、新天地ではすぐさま指揮官の信頼を勝ち取り、開幕スタメンをゲット。ここまで公式戦18試合に出場し、13ゴール1アシストと圧巻のパフォーマンスを披露している。中でもセリエAではそのうち9ゴールと、キャリアハイを更新するペースでゴールを量産。完全復活を遂げ、現在4位につけるチームの躍進に一役買っている。 そんな充実したシーズンを送っているキーンだが、伊『Gazzetta dello Sport』などによると、なんと12月16日にラップを収録した1stアルバム『CHOSEN』をリリースするというのだ。 ラップグループとコラボして音楽を制作するなど、以前からキーンが音楽にも情熱を注いでいることは有名だった。そして今年10月には、ACミランに所属し、『WAY45』の名でアーティスト活動を行うラファエル・レオンの協力のもと、アルバムを制作中であることを明かしていた。それがついに完成したようだ。なお、これまでアレックス・イウォビやステファン・デ・フライ、アマドゥ・オナナなどが、プロサッカー選手をしながら音楽界デビューを果たしている。 ファンに「音楽活動に力を入れたせいで調子を落とした」と言われないためにも、本業のサッカーでもしっかり好調を維持したいキーン。もし維持することができれば、セリエAの得点王も狙えるのではないか。
構成/ザ・ワールド編集部