“炎のマエストロ”小林研一郎さんが始球式 優雅に振りかぶっての投球に大きな拍手
◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー広島(6日、東京ドーム) 試合前の始球式を務めたのは「炎のマエストロ」としても知られる小林研一郎さん84歳。 【動画】マエストロの始球式はこちら! タクトを振るうかのごとく、優雅に両手を振りかぶると、ボールを投げた小林さん。ワンバウンドでの投球となりましたが、球場からは大きな拍手がおくられました。 小林さんは3連戦の初戦の試合前に流れる「君が代」の指揮者としても試合に携わっています。 「本日は原爆の日でしたので、平和の祈りを込めて投げました。これが、巨人・広島の選手の皆さんに伝わり、さらには闘争心にもつながってくれたらうれしいです。大観衆の中での始球式で茫然自失になりそうでしたが、これまで一緒に練習をしてくれた皆さんの支えがあり、何とか投げることができました」とコメントしています。