巨人・阿部監督 チーム力底上げへ育成選手に熱視線 打者ではティマ、投手では千葉に期待
巨人・阿部監督が、リーグ連覇を狙う来季はチーム力底上げへ育成選手にもチャンスを与える方針を示した。打者では21年に入団したドミニカ共和国出身のティマの名前を挙げ「早ければ来年、チャンスをあげようかなと。若いからじゃなくて、戦力として考えて使う」と期待を寄せた。 今季イースタン・リーグでチーム最多の115試合に出場し、打率・251。ともにチームトップの15本塁打、53打点と右の大砲として着実に成長した。 投手では旭川明成(北海道)出身で、昨秋育成ドラフト6位の千葉の名を挙げた。「千葉君もチャンスをあげようかなと思っています。オープン戦で」。1年目の今季は3軍戦16試合で3勝3敗、防御率1・84。秋季練習では1軍練習に参加するなど期待は大きい。来春キャンプ、オープン戦でチャンスを与え、実力を見極めていく。(川島 毅洋)