中山美穂さんが“誤解”されていた「離婚と親権」そして「恋」…関係者は「批判は厳しすぎる印象があった」
女優としては、89年放送のフジテレビ系“月9”ドラマ「君の瞳に恋してる!」、90年放送の「すてきな片想い」、94年放送のTBS系「もしも願いが叶うなら」、98年に放送され木村拓哉とのダブル主演で平均視聴率 25%超えを記録したフジテレビ系「眠れる森」、2001年放送のTBS系「Love Story」などの数々の人気ドラマに出演した。 映画では、ヒロインを務めた映画初主演となった「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)や主演映画「波の数だけ抱きしめて」(91年)、岩井俊二監督作品の「Love Letter」(95年)、「日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を受賞した「東京日和」(98年)、「サヨナライツカ」(2010年)などの有名作品で好演した。 一方、歌手としてもミリオンセラーとなった『ただ泣きたくなるの』をはじめ、『遠い街のどこかで…』や『人魚姫』、『WAKUWAKUさせて』や『派手!!!』、「WANDS」との『世界中の誰よりきっと』など数々のヒットを世に放ち、1988年から7年連続での「NHK紅白歌合戦」への出場も果たしている。 芸能事務所のベテランマネジャーはその活躍ぶりをこう語る。 「中山さんは女優と歌手を両立するトップアイドルの先駆けとも言える存在でした。年齢、性別を問わず人気を集め、アイドル、女優、アーティストとして携わった数々の作品をヒットに導くなど、功績の大きさはもちろん、浮き沈みの激しい芸能界でその活躍の息の長さも特筆すべきものがありました」 私生活では2002年にミュージシャンで小説家の辻仁成と電撃結婚。同年10月期の主演ドラマ「ホーム&アウェイ」を最後に芸能活動を一時休止し、夫婦でフランス・パリへ移住。04年には長男を出産した。 だがその後、14年に辻との離婚騒動が勃発し、音楽家との不倫まで報じられると、同年7月に辻との協議離婚が成立した。 当時について、前出の民放テレビ局の情報番組スタッフはこう振り返る。