『グラジャパ! アワード2024』グランプリの俳優・豊島心桜が語る初グラビアの記憶「撮影中に『カワイイ!』とたくさん言われても、ずっと『ウソじゃん!』って思っていました(笑)」
ーーやる気のスイッチが入ったのは、いつ頃? 豊島 高校3年生になった頃です。みんな、大学へ進学するとか進路を決めて動く中、自分は何も定まっていない。このままじゃマズい、ちゃんとやらなきゃって。 ーー豊島さんは「めざましテレビ」に出て一躍知られるようになったけど、その頃はもう出演されていたんですか? 豊島 はい。高校2年生の頃、二度目のオーディションで受かりました。地元にいる頃からずっと見てたし、すごく有名な番組だから、まだ中途半端な気持ちだったとはいえ嬉しかったです! それもあって、より仕事に前向きに取り組もうと思うようになりました。 ーーさて! いよいよ初グラビアの話に入りますけど、豊島さんは『週刊プレイボーイ』2023年47・48合併号(11月6日発売)で初めての水着姿を披露します。週プレからグラビアのオファーはそれまでもあったけど、断り続けていたとか。 豊島 そうです。マネージャーさんから初めてグラビアの話を聞いたのは17歳の時ですけど、じつはその前にもあったみたいで。私、一度イヤっていったら頑固に拒絶し続けるタイプなんで言わなかったみたいです。 ーー水着になる、ならないばかりか、そもそも自分の体型が好きじゃなかったのもあったんでしょう? 豊島 もちろんそれもあります。ずっと嫌いでした。モデルさんみたいなスラリとした体型に憧れていました。 ーー胸が大きいと、学校でイジられるとか聞きますけど......。 豊島 女子からはしょっちゅうでした。でも男子はまったく。というか何も言わせませんでした(笑)。私、あまりに強気な性格で、小学生の頃は「悪魔」と言われたくらいでしたから。うふふふ。 ーーとはいえ目立つから、道端で胸を見ちゃう人もいるでしょう? 豊島 いますねー。でもそういう時は思い切り、ニラみ返しちゃいます(笑)。 ーーそれなのにどうしてグラビアをやろうと? 豊島 今後を考えた時、それまでの3年間と同じ活動を続けていては、何も変わらないんじゃないかと思ったんです。その時、週プレさんからグラビアのお話が来ていることを思い出して。思い切って挑戦してみれば、もしかして何かが変わるかなと思ったんです。それでマネージャーさんにお話をして、編集部へ会いに行きました。 ーー顔見せにいったと。その時はどんな気持ちでしたか? 豊島 やっぱり最初は不安でした。でも最近の誌面を見せてもらったら、自分が思っていた大人っぽくセクシーなものと違ってすごく爽やかでキレイなものばかり。これなら自分でもできるなと思いました。編集部の雰囲気も明るいし、すごく安心しましたね。 ーーそしてついに撮影当日。最初に水着を着た時の心境は? 豊島 水着なんて子供の時以来だから、やはり若干恥ずかしかったです(笑)。でも心の中ではやるって決めていたから、抵抗はなかったです。むしろ、大人になって水着を着るってこんな感じなんだって結構、冷静だったかも。 ーー撮影のほうも順調に? 豊島 はい。千葉のスタジオで撮影したんですけど、天気もよかったしとにかく楽しかったですね。カメラマンさんも最初だし、無理にポーズをとらず、自然体でいいよって雰囲気だったので、すごくリラックスできました。