カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【カスタムプロジェクト編・2018年モデル】
東京モーターショー初公開と同時に登場したカスタムマシン!
カワサキ「Z900RS」が東京モーターショーで世界初公開されたのは2017年、つまり今から7年前だ。このとき、カワサキのブースには3台のカスタマイズモデルも展示された。いずれもZ900RSの本質を異なる解釈で昇華したものだった。 【画像】カワサキ「Z900RS」2018年に輝きを見せたカスタムプロジェクト3車+1
早くも番外編、2017年の東京モーターショーで同時公開された3台のカスタマイズモデルだ!
2017年10月25日、東京モーターショーでZ900RSが世界初公開されると同時に、Z900RSカスタムプロジェクトもアンベール。ここでは3台のZ900RSカスタムが出展された。 日本で活躍しているコンストラクターたちが手掛けたZ900RSカスタムは、それぞれのこだわりが発揮されたもの。伝統の名を冠するZをどのように仕上げていったのだろうか。写真を眺めているだけでも、それぞれのZ900RS像を感じることができる。もちろん、7年が経過した今でもカスタムのお手本になりそうだ。 マシンとの対話を愉しむカスタムモデル by BITO R&D 1970年代からZ1のチューニングに携わるビトーR&Dの美藤氏が手掛けたマシン。リヤキャリアが装着されているのは「旅の道具としてバイクを愛用してもらいたい」という美藤氏の想いからだ。かつてアメリカをZ2で旅していた時にポップ吉村と出会ったという運命を決めたマシンだけに、美藤氏にとってZはこれがなければ完成形にならないのかも知れない。 パネルでは『レーシングチューナーとして世界で戦った美藤定率いる、ビトーR&Dによるカスタム。Zシリーズを知り尽くしたマイスターが提案するのは、大人のライダーたちが楽しめる「操る悦び」です。あえて18インチホイールを採用することで、Z900RSが持つ「愉快」さをより感じ取りやすくチューニングしています』と紹介された。 オリジナルのマグネシウム鍛造ホイール MAGTAN JB4 F:3.00-18、R:4.50-18を装着し、17→18インチ化。大径ホイールのZらしい佇まいと穏やかな操舵性を獲得することを最も重要視している。