【陸上】北口榛花が柔道に転身?「受け身をしています」あのメダリストの指導受ける 年間最優秀選手に選出
日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード2024」が19日、東京都内で開催され、年間最優秀選手にはパリ五輪やり投げ女子で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が選ばれた。 北口は2年連続の選出で、女子では史上初の快挙。この日は「他の人と違うものを」と黒のノースリーブドレスに身を包んで登場。「凄くうれしいです。もう目指すものがないと言われて心配されるが、そんな心配はいらなくて。夢の70メートルに向けて頑張っていくので、応援よろしくお願いします」と感謝を述べた。 オフは各種表彰式やイベントに参加しながら、すでに練習を再開している北口。最近では柔道女子で五輪で2度銅メダルを獲得した中村美里の指導の下、受け身の練習を行ったという。中学で武道は必修ながら、剣道を選んでいたため「柔道はマジの初心者」だというが、「マットを並べて受け身をしています。(やりを)投げる時は斜めの動きを使う。体操の前転より投げる動きに近いものは何かってなった。今後生きるかも知れない」と狙いを明かした。 来年は9月に東京で世界選手権が開催され、北口も大会の顔として活躍が期待される。23年の世界選手権、今年の五輪に続く3年連続の世界一に向けて、「自己記録を超えることが一番の喜びと今シーズンを通じて感じたので、自分の記録を超えられるように頑張ります」と自己記録超えでの戴冠を誓った。