【阪神】“シン打線”爆発で首位奪還 9得点で2連勝 代役4番・原口文仁が3ラン&4打点 西勇輝が今季初勝利
◆JERAセ・リーグ 中日4―9阪神(16日・バンテリンドーム) 阪神が中日に大勝した。2連勝で2カード連続で勝ち越しに成功し、首位を奪還した。 “シン打線”が機能した。大山が岡田政権では初めてベンチスタート。代役に原口を起用するなど大なたをふるった。効果は初回から表れた。1死二、三塁でこの日6年ぶりに4番に入った原口の三ゴロに失策が絡み先制、5番・糸原も左前適時打を放ち、2点を先取した。4回は先頭・糸原の四球から4連打。投手・西勇にも適時打が生まれ、中日の先発・梅津をKO。さらに1死満塁で中野が左中間へ2点二塁打だ。ここ3試合で計4得点の低調な打線が、4回までに6得点と爆発した。6回には原口が1号3ランを放ち、4番の役割を果たした。 先発・西勇は6回10安打2失点で今季初勝利。初回から抜群の制球力が光り、凡打の山を築いた。6―0で迎えた5回には4安打を浴び2点を失ったが、後続を打ち取った。 今季は試合前時点で4試合に先発。28回1/3で4失点。防御率は1・27だったが、援護に恵まれず未勝利だった。初回から打線が爆発し9点の援護ももらったこの日。85球の熱投で念願の今季初勝利を挙げた。
報知新聞社