ディッキーズ「874」は“太め”が正解!合わせるべきスニーカーはニューバランス、コンバース
ワーカーを支え、スケーターに愛されてきたディッキーズ「874」。彼らは動きやすさを求めてワイドなタイプを愛用することが多かった。そんなストーリーまで含めて、やはり「874」は太めが格好いい! ▶︎すべての写真を見る コーディネイトに工夫を凝らし、ときにはアレンジ系を手にし、レジェンドパンツを自分らしくはきこなす男たちをパパラッチ。上級者ともなると、スニーカーの合わせも完璧だ。
① 「アメリカンダッド」な装いでディッキーズを正統にはく
畑 彰一郎さん(34歳) そうそう、ワイドやつをズドンとはくこの感じが格好いいのだ。 よく見ればダブルニー仕様の古着に、デニムジャケットとネルシャツを合わせたアメリカンダッドな装い。 ディッキーズのオールドスクールな世界観を全身で表現したコーディネイトだ。
シャツとキャップはステューシー。スケーターライクなムードまで漂わせ、ディッキーズを完璧に自分のものにしてみせた。
レングスがジャストや九分丈なら、チャックテイラーのようなローテクスニーカーとの相性がいい。
② 太め&長めにはナインティーズなスケシューを
楠本恭平さん(42歳) ネイビーの太め&長めは、やはり横乗り系の一足と相性がいい。 1990~2000年代にスケーターに愛されていたボリューミーなスケートシューズのひとつ、アディダス「アディマティック」は好例。 クッションさせた裾とぽってりとしたスニーカーがバランス良くハマるのだ。
ワイドパンツの足元に迷ったら、DCシューズをはじめ、当時主流だっったこんなボリューム系スケシューをチョイスしよう。
大人な腕時計×スケートテイスト、このギャップが格好いいのだ。
③ ミリタリー×ワークな装い。スマートに見える理由は?
田邉幸久さん(35歳) こちらもネイビーのワークパンツを、ミリタリーテイストのキルティングジャケットに合わせたタフな装い。 でもなんだかスマートに見える……と思ったら、古着屋の名店サンタモニカがリメイクしたテーパードシルエットだからか! さまざまなコラボがリリースされ続ける「874」だからこその楽しみといえよう。
アレンジされたテーパードシルエットの狭くなった裾幅には細身のハイテクスニーカーがばっちりマッチしている。 ◇ ワーカーに支持され、スケーターにも愛されたディッキーズ「874」。その歴史まで愛する男たちは「太め」を自由にはきこなしていた。 もしコーディネイトに迷ったなら、この3人の男たちからヒントを得てほしい。
OCEANS編集部