西郷真央が悔し涙 「カメラの音がひどかった。イラっとしちゃいました」 最終18番で痛恨ダボ… 韓国開催の米ツアーで12位タイ
韓国選手と同組で多くのギャラリーがついたのが原因?
それに、西郷が“シャッター音にやられた”理由の一つとしては、最終日の同組に2020年の「全米女子オープン」を制している韓国のキム・アリムがいたことも大きいだろう。 韓国選手には熱狂的な地元ファンやファンクラブの応援団がたくさんついているが、実際に選手の動画や写真をティーイングエリアで撮っている人が多かった。 とはいえ、西郷はキム・アリムと個人的に仲がいい。「米ツアーではたくさん相談に乗ってくれて、めちゃくちゃかわいがってくれる。この間もパッティングの相談とかしたりして、面倒見のいいお姉さんです」と笑顔を見せていた。 マナーの意識は各国の国民性に多少は表れるだろう。これも米ツアー1年目の洗礼というべきなのだろうか――。 最後のティーショットを曲げたしまった原因の“カメラの音”にイラ立ちはあるが、これも経験と前向きにとらえ、西郷には次戦での奮闘を期待したい。
西郷 真央(さいごう・まお)
2001年生まれ、千葉県出身。19年に「日本女子アマ選手権」で優勝し、同年のプロテストに合格。22年にツアー初勝利を飾った。このシーズンは年間5勝を挙げる活躍でランキング5位に入っている。24年シーズンは米女子ツアーを主戦場にして、「CPKC女子オープン」2位などの成績を残している。日本ツアー通算6勝。島津製作所所属。
キム・ミョンウ