日本ハム・新庄監督、清宮イジリ発動「聞き直しよった!」 重盗サインも清宮が聞き直して作戦変更→挽回の適時打も「そういう問題じゃない」
「ロッテ1-7日本ハム」(21日、ZOZOマリンスタジアム) 2位日本ハムが直接対決を連勝して3位ロッテとのゲーム差を2に広げた。今季のロッテ戦は2012年以来12年ぶりの16勝目とした。 【写真】「無視、無視」挽回の適時打も「そういう問題じゃない」 投打がかみ合っての快勝。1点を先制されたものの、三回に相手のミスに乗じて逆転すると、四回にはレイエスの13号2ランですかさず突き放した。さらに、五回には水谷の二塁打から1死4番・清宮が右前適時打でダメ押しした。 新庄監督は五回の攻撃を振り返り、「あそこダブルスチールかけてたんですよ。清宮君のところ。そしたら(清宮がサインを)聞き直したから取り消した。『聞き直しよった!』(森本コーチを)『稀哲ー』って呼んで『なしや!』。不意を突くのが作戦なんだから」と清宮がサインを確認する“ミス”をしたため、作戦変更を余儀なくされたことを暴露した。「だから褒めはしない。ミス、ミス、ミス」と突き放した。 それを挽回する適時打だったが、「そういう問題じゃない、作戦というのは」と、厳しく接して伸ばす、お得意の清宮イジリを発動していた。