「アメリカではバスケ、アメフトが常に人気で1位か2位」 アメリカのサッカー人気は2026W杯で爆発するのか
マッケニーが語るアメリカサッカー界の変化
2026年にはアメリカ、メキシコ、カナダとの3国共催でのワールドカップが行われるが、アメリカに真のサッカーブームは起こるのだろうか。 アメリカのサッカー選手に対する印象が変わってきたと語るのは、現在ユヴェントスでプレイするアメリカ代表MFウェストン・マッケニーだ。 近年はマッケニーのような海外組も増加しており、欧州トップクラブに所属するアメリカ人選手も増えている。彼らの存在はアメリカの子供たちにもインパクトを与えているはずで、サッカーに対する見方が変わってきたとしても不思議はない。 伊『Calciomercato』によると、マッケニーはアメリカ人選手の評価が確実に変わってきたと手応えを口にしており、2026年大会の先に何が起きるか楽しみにしている。 「以前イタリアの人たちは、アメリカ人はアメリカンフットボール、野球、バスケットボールなどしかプレイしないと思っていたところがある。3年半前に僕がユヴェントスに来たとき、誰もが『彼は誰?アメリカ人?サッカーできるの?』といった感じだったからね。でも現在では、ミランに(クリスティアン)プリシッチと(ユヌス)ムサがいるし、ユベントスにはティモシー・ウェアがいる。今ではアメリカ人もサッカーができるんだと誰もが知っている」 「アメリカでは、バスケットボールとアメリカンフットボールが常に人気で1位か2位だ。でも、2026年のワールドカップはアメリカで開催される。ワールドカップ後のことが楽しみなんだ」 特にアメリカではアメフト人気が高く、さすがにワールドカップを開催してもアメフトの牙城を崩すのは厳しいだろう。しかし、インテル・マイアミでプレイするリオネル・メッシ効果を含めアメリカ国内でサッカー人気が上昇する可能性は十分に考えられる。 そのためには2026年大会でアメリカ代表が好成績を残すことが必要で、マッケニーたち代表選手のモチベーションは高いはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部