【夫に聞いた】「別居婚」はありor なし?夫の約6割が反対する理由とは
別居婚や通い婚、週末婚など、カップルによってさまざまなカタチがある現代。単身赴任といった理由を除き、あえて夫婦別に居を構える夫婦のスタイルについて、世の夫婦はどう思っているのでしょうか? そこで『kufura』では、20代から60代の既婚男女にアンケートを実施。「結婚した夫婦が別の住まいで暮らすこと」について、どう考えているか、理由とともに聞いてみました。 今回は“夫編”として、既婚男性288名の回答をお届けしていきます。
「結婚しても住まいは別」肯定派と反対派、多かったのは!?
まず、「結婚しても住まいは別」というスタイルについて、「良い」と思うか聞いてみました。その結果は、次の通りです。 とても良いと思う・・・10.4%(30人) ちょっと良いなと思う・・・31.3%(90人) あまり良いとは思わない・・・36.1%(104人) まったく良いとは思わない・・・22.2%(64人) 肯定派と反対派の2つに分けると、肯定派は41.7%、反対派は58.3%という結果に。夫婦が別の場所に住むことを肯定している人はいるものの、およそ6割は「良いとは思わない」という考えで、多数派であることが分かりました。 詳しく見てみると、「とても良いと思う」と前向きな人は全体の10%ほど。真逆の「まったく良いとは思わない」と答えた人がその倍の約20%ということから、まったくナシと完全否定派が多いことがうかがえます。 では、それぞれの理由について見てみましょう。
反対派の意見は?
⚫︎夫婦の意味がない 「単身赴任などの理由があるならともかく、別々に暮らすなんて考えられない、籍を入れない方が良い」(49歳/営業・販売) 「そもそもの問題で結婚して別居等するぐらいなら結婚などしない。結婚することで理解者が増え、助け合える環境が必要だから結婚したらずっと一緒に暮らしたいと思う」(53歳/総務・人事・事務) 「別々に暮らすなら家族の意味がない」(43歳/その他) 「夫婦は一緒に過ごすべきだと思う」(43歳/営業・販売) 「なんのために結婚したかわからない」(50歳/公務員) もっとも多かった回答が「一緒に住まないなら夫婦の意味がない!」という意見。“結婚”すなわち“同居”と考える人にとって、別々に住むことは考えられない問いだったようです。 ⚫︎お金がかかる 「二重生活はお金がかかる」(66歳/研究・開発) 「経済的に無駄が多いし、結婚とか制約がない方がよいように感じる」(48歳/デザイン関係) 「別に暮らすのは、時間も金も無駄だから」(55歳/その他) 別々に暮らす現実的なデメリットに、お金がかかることがあげられます。夫婦それぞれが自立していたとしても、お互いの住居費、光熱費を考えていくと、確かに経済的ではありませんね。