“オールブラックス”から得た教訓…アルテタ監督がチーム文化の醸成を語る
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、“オールブラックス”の愛称で知られるラグビーのニュージーランド代表の考えを、自身の指導に取り入れていることを明かした。イギリスメディア『Evening Standard』が伝えている。 【動画|17歳期待の逸材ヌワネリのミドルシュート!】プレストン vs アーセナル 2019年12月にアーセナルの指揮官となったアルテタ監督は、就任以来チームを着実に前進させ、2022-23シーズン以降はマンチェスター・シティと優勝争いを演じるまでに成長させた。そんなアルテタ監督は、ラグビーのニュージーランド代表でヘッドコーチを務めるスコット・ロバートソン氏と親交があるようで、このように語っている。 「彼らのヘッドコーチであるレイザー(S・ロバートソン氏の愛称)とは良い関係を築いているんだ。彼は私にインスピレーションを与えてくれる素晴らしい人で、彼のことをとてもよく知っているんだ」 アルテタ監督は数年前にジェームズ・カー氏の著書『Legacy(邦題:問いかけ続ける-世界最強のオールブラックスが受け継いできた15の行動規範-)』を読んだようで、この時からオールブラックスに興味を持ったようだ。アルテタ監督は、リーダーシップの原則とチーム文化の探求について書かれているこの本から学んだことを以下のように語った。 「彼らの文化や勝利に対するメンタル、そして彼らがスポーツや人生にどのような気持ちで向き合っているか書かれており、本当に感動的だ。特に文化の重要性や、ユニフォームを着る意味については学びとなった」 「自分が何に属しているのかという感覚が大切で、その感覚を持ってプレーすると、その人の責任感は強まり、パフォーマンスも向上し、組織に違った影響をもたらすことができるんだ」
SPOTV NEWS