路線バスの車窓から見る富士山が絶景すぎるってマジ!?
路線バスでの移動といえば普段の通勤や通学だが、バス旅となると景色のいい場所や眺望の良いスポットを巡りたい。そんな風景を求めて路線バスに乗車した。日本一の景色を見ることができるのか、命の洗濯になるのだろうか。 【画像ギャラリー】富士山の絶景は路線バスの車窓からってマジ?(13枚) 文/写真:東出真 編集:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
■変わる沼津駅バスターミナル
これにより利便性が格段によくなった。さらに2021年末には沼津駅南口にデジタルサイネージを設置し、駅からバスターミナルに向かう前に、乗りたいバスがどこから何分に出発するのかが一目で分かるようになった。 今回乗車するのは3番乗り場から東海バスオレンジシャトル西浦線である。駅前のバスターミナルに向かうと、既にバスが停車していた。行き先表示には「富士山ビューライン木負(きしょう)」と書かれている。早速乗車して窓側の座席を確保した。
■絶景かな!
発車時刻になり、バスは出発した。東海バスオレンジシャトル西浦線は沼津駅を出ると市内の商業地や住宅地を抜けて、沼津市南部にある内浦地区、西浦地区へ向けて走る。途中の沼津御用邸記念公園やマリーナが集まる獅子浜を抜け、20分ほど走れば右手に海が見えてくる。 その後は江浦湾、内浦湾を見ながら、後方には富士山を望むことができる。まさに日本一の車窓と言っても過言ではない絶景が広がる。乗車日は平日で筆者を含めて数人しか乗車していなかったが、週末には多くの乗客で混雑する。
■富士山!
約45分走ると、バスは内浦地区にある「伊豆三津シーパラダイス前」バス停に到着し、筆者は他の数人とともにここで下車した。目の前に伊豆三津シーパラダイスという水族館があり、最寄りバス停となっている。 駐車場横には伊豆箱根バスのバス停も設置され、伊豆箱根鉄道の伊豆長岡駅までバス路線が繋がっている。ここで富士山を満喫するのももちろんオススメであるが、今回はもう少し先まで向かってみよう。