路線バスの車窓から見る富士山が絶景すぎるってマジ!?
■オンデマンドで効率よく回る!
先へ向かうには前述の路線に乗車すればいいが、若干の注意が必要だ。以前は沼津駅からこの先の内浦から西浦地区、そして江梨地区、大瀬岬までバス路線があったのだが、2021年3月末をもって江梨~大瀬岬間が廃止となった。また江梨まで向かうにもダイヤ改正により現在は午後に沼津駅を出発するバスでないと向かうことができなくなった。 先ほど乗車したバスも行き先は「木負」となっていたが、そこは西浦地区の少し手前だ。さらに先へは徒歩かタクシー、あるいは予約制の乗合タクシー「ふじみgo!」が運行されている。ワゴンタイプのタクシーで、1日最大7往復で予約のあったダイヤ・区間のみ運行を行うシステムだ。 通常のタクシーに乗車するよりも割安で、運行ルート上であればどこからでも乗降可能だ。決まった時刻表があるので、その2~3時間前までに電話で予約する流れだが、バスとうまく組み合わせれば効率よく移動できるので積極的に利用したい。ちなみに沼津市民は割引運賃で乗車可能だそうだ。乗車自体は観光で訪れた県外在住者でも可能なのでダイヤを見てうまく活用したい。
■タクシーもラッピング!
今回は時間が合わなかったので、伊豆三津シーパラダイスから西浦まではタクシーを利用した。沼津市の内浦といえばアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台にもなった場所で、現在でも絶え間なく聖地巡礼にファンがやってきている。 その作品の1つ「幻日のヨハネ」デザインのラッピングタクシーに乗車した。運転手から快く了解を得てタクシーの撮影も完了した。
■住んでいる人がうらやましい!
西浦で昼食を取った後は沼津市内へ戻る。しかし沼津駅方面へ向かうバスがない。朝と夕方のみの設定で、10時~14時台にバスはない。「木負農協」バス停まで行くと始発の沼津駅行きがあるので、徒歩で向かうことにした。 平沢には「らららサンビーチという人工の海浜施設があり、夏は海水浴場として観光スポットになっている。この時期はまだ海開き前なので人影はなかったのが幸いして海越しに綺麗な富士山を眺めることができた。普段から富士山を見ているわけではないので、絶景を目の当たりにすると、居住者がうらやましい。 沿岸沿いに富士山を見ながら30分ほど歩き、なんとか「木負農協」バス停までたどり着いた。幸いバス停にはバスが停車していて、時刻表を確認してみると、数分で発車というところだった。苦労して歩いたので、ここからはバスで楽に沼津駅まで戻ることにした。