【パニック発作】みんなの体験談と不安症例ミニカウンセリング! 不安に悩まされているリアルトーク
症状4
元々、 トンネルやエレベーターなど閉塞感のある場所が苦手 で、手汗をかいたり、ソワソワして落ち着かなくなります。この間は、 MRI検査のときに動悸が激しくなり呼吸が苦しく なりました。(広告代理店勤務 27歳 R・Mさん) 第三者の目で不安を見ることが自分を落ち着かせることに有効です 逃げられないと思うから不安になるのだと思いますが、こういうときは客観的に“不安な自分”を認識して、冷静に不安を取り除くといいです。そもそもMRI撮影室は狭くて苦しいもの。やっぱりダメ!となったら、停止ボタンで回避できることを知っておきましょう(和田先生)
症状5
長時間の移動で乗り物に乗ったり、映画館に行くと 「トイレに行けない状態」になることが不安で事前に何度もトイレに行くことに 。移動中や上映中も不安で落ち着かず、よけいにトイレに行きたくなってしまいます。(Webライター 32歳 N・Kさん) 行きたいところ観たいものを安心して楽しむことを優先に 診ている患者さんには高齢の方が多いのですが、排泄コントロールに不安がある際は紙パンツなどを勧めています。すると、排泄への不安やストレスから解放されて安心して外出できるようになるのです。美的世代の若い方々にとって、紙パンツなんて…と抵抗があるかもしれませんが、行動範囲を広げるための立派なソリューション!(和田先生)
症状6
人が多い場所へ行くと、 なぜか周囲の人が自分に注目していると思いがち です。特に夏場は汗をかいた際、周りからの視線が異常に気になってしまい、電車に乗っているとひと駅ずつ降りないといけないくらい落ち着かなくなり、よけいに汗をかいたり、息が苦しくなります。(歯科衛生士 22歳 M・Oさん) 自分だけがこだわる思考のクセに気づこう。現実を認めるとラクです きっと完璧な自分像を求めすぎて、“こうあるべき”という思考から抜け出せずにいるのだと思います。汗は生理現象ですから自分でコントロールするのは難しいし、自分はそういう体質だという事実を受け入れるとラクになるはず。そうすれば視野が広がって、自分を冷静に見ることができます。『汗をかいたらタオルで拭けばいい』という、すごくシンプルな答えにたどり着けて、不安が和らぐでしょう」(和田先生)