「Qi10 MAX」は打点がズレてもボールが強い!【ガチ試打計測・動画あり】
HS48m/s前後でヒール寄り打点を検証
打点はヒール寄りで打球は左 クラブスピード(ヘッドスピード)/46.8m/s(TM) ボールスピード(初速)/66.6m/s(TM) スピン量/4096rpm(TM) サイド(曲がり幅)/22.0ヤード左(TM) トータル/246.5ヤード(TM) 小島 今は13ミリヒールに当たっています。感触はどうですか。 癸生川 ヒールに当たった感じはあるけど、「あ、やっちゃった!」というような嫌な感触ではないですね。 小島 5ミリ下の13ミリヒールというスピンが入る場所で当たっているので、スピン量は4096rpmと多くなり、そうするとボール初速が66m/s出ていてもトータルの飛距離は246ヤードになってしまいますね。ただ、風が左からのアゲンストなので、その風も込みでの数字としては悪くないのかなと思います。フェースの向きもクラブパスも左に振っているので、6~7度カットに入っています。この軌道で、しかもヒールに当たっているにも関わらず、サイド(曲がり幅)が22ヤード左に抑えられているというのは、やはり慣性モーメントは大きいと言っていいと思います。
HS42m/s前後でトウ寄り打点を検証
打点はトウ寄りで打球はやや左 クラブスピード(ヘッドスピード)/41.5m/s(TM) ボールスピード(初速)/60.6m/s(TM) 打ち出し角度/14.5度(TM) スピン量/2479rpm(TM) 落下角度/34.6度(TM) サイド(曲がり幅)/18.1左(TM) トータル/239.3ヤード(TM) 小島 つかまった球だったので、打ち出し角度が14.5°でスピン量は2479rpm。球の高さとしても落下角度が34.6°なのでちょうどよい高さかなと思います。打った印象としてはどうですか。 癸生川 球のつかまりがイイという感じはしますよね。シャフトもあるのかなと思いますけど。 小島 打点のズレは。 癸生川 あまり感じなかったけど。 小島 実は16ミリトウで当たっているんですよ。 癸生川 へぇ、そうなんだ。感じなかった。 ヘッドスピード42m/sでトウ寄りで打った結果に関して小島プロは「打点が16ミリズレてもヘッドが動くのを感じないというのは、やはり慣性モーメントの高さからくるもので、このヘッドの最大のウリと言ってもいいかもしれないですね」と解説。