「Qi10 MAX」は打点がズレてもボールが強い!【ガチ試打計測・動画あり】
弾道を最後まで追える(トラックできる)実際のコースで計測
トラックマンの最大のメリットである弾道を最後まで追うために、本コース(今回はアコーディア・ゴルフ 技術研究所)で計測。実際のラウンドを想定し、天候や景色がもたらすプレッシャーなどの影響も前提とした“ガチ”設定。
コース本球を使用
『打感』という機械で計測が難しい部分のデータを得るためにコース本球を使用。使用球は“ガチ”の世界ツアー使用率№1のタイトリスト・プロV1。
テーラーメイド「Qi10 MAX」の試打開始!
今回、検証するのは、慣性モーメント10Kヘッドの打球の曲がりの少なさを、①ヘッドスピード『48m/s前後』と②『42m/s』でそれぞれ真ん中、トウ、ヒールで打った場合の数値で検証する。 【試打クラブのスペック】 ヘッド/テーラーメイド Qi10 MAX (ロフト10.5度) シャフト/Diamana TM50(フレックスS) 小島 まず、見た目はどうですか。 癸生川 クラウン部分が全部カーボンなので、つなぎ目がないので僕は構えやすいです。 小島 ヘッドの大きさはどうですか。 癸生川 特に大きさは感じないです。薄くなったのかなぁ。 小島 ヘッドを後方に8ミリ長くしたということなのですが、それに気が付かないくらい違和感がないということですね。構えた時の印象は。 癸生川 構えやすいです。 小島 ロフトは10.5度ですが、そのロフト感は。 癸生川 全く違和感ないです。
HS48m/s前後で真ん中打点を検証
打点はほぼフェース真ん中で打球はやや左。 クラブスピード(ヘッドスピード)/47.0m/s(Trackman)*以下TM ボールスピード(初速)/67.8m/s(TM) H IMPACT(打点)/1ミリヒール(GCクワッド)*以下GC V IMPACT(打点)/6ミリ高(GC) サイド(曲がり幅)/8.4ヤード左(TM) スピン量/3382rpm(TM) 小島 フェースの真ん中から1ミリヒールで6ミリ上ですからほぼ真ん中で当たってますね。感触は。 癸生川 軟らかいですね。 小島 振ったときにヘッドとシャフトのバランスとしてはどうですか。 癸生川 走ってくれます。でもそんなに速い走りじゃないので嫌な走り方ではないです。 小島 方向は8.4ヤード左に。スピン量は3382rpm入っているけれど、そんなに吹き上がったようには見えないし、クラブスピード47.0m/s、ボールスピード67.8m/sですから悪くはないかなと思いますね。