紅白で三山ひろしさんら128人が世界記録を達成した「連続けん玉」 沖縄から参加した2人の感想は?
12月31日に放送された第75回NHK紅白歌合戦で、歌手の三山ひろしさんら128人が「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」のギネス世界記録を達成した。沖縄から、南城市で放課後児童クラブを運営する「Leikki mokki」(レイキモッキ)代表理事の渡久地辰樹さん(39)と那覇西高校2年の照屋礼さん(17)が参加。二人は記録を逃した第74回のリベンジを果たし「全員で達成できて本当に感動した」と喜びを語った。(社会部・真栄里泰球) 【写真】沖縄から参加した渡久地辰樹さん(39)と照屋礼さん(17) 記録は、けん玉の三つの皿のうち一番大きな皿に玉を乗せる「大皿」を連続して決める。「けん玉ヒーローズ」の一員として参加した渡久地さんは53番目、照屋さんは110番目を担当した。 紅白歌合戦は、けん玉をする人にとっても大舞台だという。渡久地さんは「緊張感があり、手が震えたりもした。やはり特別だと感じた」と話し、照屋さんも「ミスったら自分だけの責任ではなく、チーム全体に関わるのでプレッシャーがあった」と振り返った。 達成後の楽屋で、照屋さんは出場メンバーとハイタッチや拍手をして喜び合ったという。渡久地さんも「楽屋に帰った時に三山さんから『仲間』という言葉を一人一人に言ってもらえたのもうれしかった」と話した。 ギネスへの挑戦企画は2017年に始まり、24年までに成功5回、失敗3回となった。渡久地さんは3回、照屋さんは2回参加している。