「ギフトカード欲しい」80代男性 不審に思ったベトナム人のコンビニ店員が警察に通報 詐欺を未然に防ぐ
テレビ愛知
特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、コンビニの店員と銀行員に愛知県の江南警察署から感謝状が贈られました。 感謝状を贈られたのは、セブンーイレブン江南村久野町平松店のヴ ティ トゥ チャンさんと、いちい信用金庫江南支店の遠藤丈也さんら4人です。 このうちチャンさんの場合、11月にチャンさんがレジで接客をしていると、80代の男性から「4万円分のギフトカードがほしい」と声をかけられました。詳しく話を聞くと、「パソコンの画面が動かなくなって、修理には4万円が必要という画面が出た」と男性が答えました。 詐欺だと確信したチャンさんは「売れません」と答え、警察に通報して被害を未然に防ぎました。 ヴ ティ トゥ チャンさん: 「お客さんのお金がなくならなくて、私もうれしい」 愛知県警によりますと、2024年の県内の特殊詐欺被害の認知件数は10月末の時点で1225件で、被害額は約34億2000万円に上ります。愛知県警は高額な振込やプリペイドカードの購入などを求められた場合、警察に相談してほしいと呼びかけています。
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