【福岡ボート・GⅠ周年記念】「いつも通り」福島勇樹が3年10カ月ぶりにGⅠ予選突破
<11日・福岡ボート・4日目> 【記者コラム・造田大の大勝負】 福島勇樹が自然体で優勝戦入りに挑む。1着ならば準優当確の状況で迎えた4日目9Rのイン戦。コンマ07のトップSを決め、瓜生正義のまくり差しを許さずに逃走。勝負駆けに成功して、2021年2月の関東地区選(多摩川)以来のGⅠ準優進出を決めた。 【ボートレース】2025年度SG、プレミアムGⅠなどの開催日程【表】 舟足は好仕上がり。「伸び寄りだが、出足もいい。乗りやすくて、まくり差しもできるくらい」と展開を突く力を備えている。 約3年10カ月ぶりのGⅠ準優入りとなるが、「久々のGⅠ予選突破だからってすごくうれしいということはない。いつも通りな感じ」とベテランらしく地に足はついている。「いつもと同じ感じなのが逆にいいのかもしれない。Sも勘通りで見えているし、うねりにも対応できている」 準優は11Rに4号艇で登場。4カドから、うねりに負けないまくり差しに期待したい。▼11Rは福島が1着で優出する。4―15―125。 ▼6R(竹井貴史) 予選敗退となったが、足は準優組と遜色ない。カド受けの重木輝彦がF持ちで、カド一撃のチャンス。4―256―256。