ウィザーズ生え抜きのアブディヤが移籍[写真]=Getty Images

　6月27日（現地時間26日、日付は以下同）。ワシントン・ウィザーズとポートランド・トレイルブレイザーズの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。 　このトレードで、ウィザーズはデニ・アブディヤを放出し、ブレイザーズからマルコム・ブログドン、「NBAドラフト2024」1巡目14位指名権、2029年のドラフト1巡目指名権、将来のドラフト2巡目指名権2本を獲得。 　2020年のドラフト1巡目9位でウィザーズから指名されたアブディヤは、イスラエル出身の206センチ95キロのフォワード。昨年10月23日に4年5500万ドル（現在のレートで約88億円）の延長契約を結び、今シーズンは先発スモールフォワードとして75試合に出場し、平均30.1分14.7得点7.2リバウンド3.8アシストにフィールドゴール成功率50.6パーセントをマーク。 　スタッツ面で自己最高のシーズンを送っていた23歳の若手フォワードは、来シーズンからブレイザーズの一員としてプレーすることとなる。 　一方、ウィザーズは27日に行われている「NBAドラフト2024」初日に1巡目全体2位でフランス出身のアレクサンドル・サーという213センチのビッグマンを指名。トレードで獲得した14位ではピッツバーグ大学1年のガード、カールトン・キャリントンを指名。 　複数のドラフト指名権に加え、31歳のポイントガード、ブログドンも獲得したと報じられたのだが、さらなるトレードで移籍するかもしれないと『Hoops Hype』が報じている。