全文見せます…「記憶にあるので逃げてもしょうがない」女性問題で衆院議員の辞職の宮澤博行 氏が胸中吐露【静岡発】
自らの女性問題をめぐり衆議院議員を辞職した宮澤博行 氏が4月28日取材に応じ、週刊誌による報道は概ね事実と認めた。その上で今後の政治活動については「全くの白紙」と述べている。 【画像】支援者に取材するとともに取材に応じた宮澤博行 氏
辞職決断した理由などを自らの口で
防衛大臣政務官や防衛副大臣などを務めた宮澤博行 元衆議院議員は、既婚者の身でありながら都内で20代の女性と同棲していたなどと週刊誌に報じられ、自民党を離党したほか議員を辞職している。 こうした中、宮澤氏は4月28日に地元で開かれた会合に出席するため、辞職後初めて公の場に姿を現し、支援者への謝罪を済ませると報道陣に対して週刊誌の内容は「概ね事実」と認めた。 そして、辞職を決断した理由について、まず緊急事態宣言下での不祥事であったことを挙げ、「過去の事例に照らしても、離党に相当するものだと自分の中で決断した。ただ、私は比例代表の身なので、離党する場合は議席を党に返さなければいけないと考えた」と述べ、さらに自民党・安倍派の裏金事件についても触れて「不記載の資金を不祥事に流用したのではないかという疑念は当然生じるものだと思う。ただ、これは絶対にそんなことはない。しかしながら、そう見られることも世の常だと思うので、『そうではない』ということを、職を辞することで訴えたい」と説明。 また、今回の不祥事に至った背景については「自らの欲を抑えきれなかった」を釈明している。宮澤氏によれば、「欲を抑えるのではなく、欲が出てしまう生活スタイルだったかもしれない。休みを取らずにずっと働き続けており、それがこういう結果になったといま反省している」とのことで、今回を機に「自分を管理して欲が出ないような生活スタイルに改めていく。欲が出ない生活・欲が出ない自分にどう切り替えていくかというのが大事なんだと気づいた」という。 宮澤氏は今後の政治活動や次の衆院選への立候補などについて、いずれも「全くの白紙」と話している。 宮澤氏に対する質疑応答の全文は以下の通り。