まだ間に合う!国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」がエントリー受付中
株式会社ヘラルボニーが、障害のあるアーティストたちの輝かしい才能を称える場として、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」を開催することを発表。第2回となる今回は、プラチナスポンサーとして東京建物株式会社を迎えた。 本イベントは、2024年12月30日(月)まで作品エントリーを受付中。今回は、イベントの詳細や初回の受賞者の活躍などを紹介する。 ■2024年受賞者は前線で活躍中! 初開催となった「HERALBONY Art Prize 2024」では、世界28の国と地域から1973点の応募があったという。グランプリ作品を含めた各受賞作家と最終審査進出作家を展示した「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」は、2024年9月22日より43日間の会期を終え、来場者数は累計1万人に達したのだとか。 JAL賞を受賞した水上詩楽さんの作品「タイトル不明」はJAL全路線の機内紙コップに起用され、11月より一部路線のビジネスクラスアメニティにも登場。トヨタ自動車賞を受賞した澁田大輔さんの作品「クジラの群れ」はラリーカーを彩り、9月に行われた「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」で出走するなど、アートがさまざまな場所で発露する機会も見受けられた。 今回、“限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て!”をテーマに掲げ、さらなる高みを目指すべく、第2回の開催が発表された。グランプリ作品は東京だけでなく、岩手、パリの3都市での作品展示を行うそうだ。今後、ますます国際アワードとして期待されるだろう。 主催であるヘラルボニーはこのアワードを通じて、応募者が障害者ではなく、ひとりの作家としてその才能が評価され、さらなる活躍の道を切り開いていけることを強く望んでいる。 「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」について、ヘラルボニーの代表・松田崇弥さんが以下のようにコメントした。 「『HERALBONY Art Prize 2024』では、世界28の国と地域から約2000点もの多彩な作品が寄せられ、そのなかから浅野春香さんの作品が栄えある初代グランプリに輝きました。受賞作品『ヒョウカ』には、浅野さんの『社会で正当に評価されたい』という熱い想いが込められています。障害のある方々は時に“純粋”として捉えられる一方で、評価を受け、自立を果たしたいと願うことは、すべての人が等しく持つ当然の権利であると、深く再認識させられます。 この賞は、さまざまな企業や公的機関の支援を受けつつも、これまでの健常者中心の資本主義経済に一石を投じ、新たな“ふつう”を提案する試みです。世界各地から集う異彩に満ちたアーティストたちの創造力は、私たちの心と世界の風景を華麗かつ愉快に彩り、新たな可能性を感じさせます。誰もが正当に“評価”される社会へ向けて、異彩が放つ輝きが未来を照らす、その第一歩を共に歩みましょう」 なお、エントリー締切は12月30日(月)日本時間午後11時59分まで。詳しい応募資格やエントリー方法は特設サイトを確認。グランプリ作品が決まった際には、展覧会に足を運んでみてはいかがだろうか。
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